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魅力的な城下町 松本

みなさま こんにちは♪

21日は「獅子座シーズンの締めくくりの日」と言われる1日だったそうですね。


午前中お仕事が一段落する頃、彼が書斎のドアをコンコンと。
「夕食を松本で予約したよ。どう?」
「!」
何度もお話に聞いていた美味しいギャレットのお店に行けるのだそうです♪

早めに出かけて、美術館にも行けることに。


松本へは約1時間のドライブ。
途中でこんな雲が見れました。

ふたりで出かける時はもっぱらパートナーが運転してくれます。助手席に乗ってドライブを楽しんでいると、空や雲の様子は毎日違うのです。最近ではそんな走行中の車中よりパチリ!とできるようになってきました。

温室の屋根で何かが光っているのか、不思議な光線が映りましたね!


旅の最初は、安曇野にある直売所で、たくさんのりんごやお野菜を。
同じ信州でも少し場所が変われば違った農作物が並びますので、旅の楽しみであります。
安曇野はりんごの産地!たくさん入った袋を買ったので、アップルパイまたはアップルクランブル?お菓子も作れそうです♫


やや渋滞気味の松本中心地を通り抜け、松本市美術館へ。

街でわたしの大好きなものと言ったら、美術館です♡
松本出身の草間彌生さんの作品が常設で観ることのできる美術館ということ。有名な草間さんですが、作品実物をあまり拝見したことがなかったので楽しみでした。

入り口に草間さんの大きなオブジェが。建物にも絵が描いてあります。他でもこの水玉模様は街中のあちこちで見かけて、松本は草間さんのことをとっても誇りに思っているのだなあと思ったことでした。

館内は撮影できませんでしたが、絵画、オブジェ、インスタレーションと幅広く草間さんの活動が拝見できて、スタッフの方達もにこやかに説明してくださるなど、とても楽しく過ごしました♫

今までわたしにとって強烈なイメージが印象的だった草間さんでしたが、こうしていろいろな作品や彼女のメッセージに接してみると、自分の個性とライフワークに真摯に取り組む一人の女性が現れてきて、その姿勢に感銘を受けました。

アクリル画材で描かれた、大きなかぼちゃなどの水玉。近寄ってみれば、それはそれは丁寧に、一つ一つのごく小さな丸が描かれていて、その筆を握ったのが70歳のとき、ということも合わせて考えると、彼女の感性と技術もさることながら、祈りのような情熱を感じるのでした。

お土産のポストカード

そして、他に常設されていたのが、田村一男さんの作品たちと彼のアトリエの復元です。1904年、東京生まれの洋画家ですが、20歳の時に訪れた蓼科高原に強く魅せられ、それから92歳までの生涯を通して蓼科高原をはじめ日本の高原を描くことをライフワークとされた方です。


初めて作品を拝見したのですが、田村さんの山や高原の見方も画風もとっても好きで、このような素敵な絵をリビングに飾れたらいいなあなんて思いました。
特に、「御射山高原」と題された高原の風景などは、わたしたちの大好きな八島湿原の中の場所(古くから儀式が行われていた)にも似ていて、もしかしたらあそこじゃないかしら、なとど語り合いました。とてもあの場所の神聖な雰囲気が出ていると思ったものですから。

こちらのポストカードは今回は見なかった絵ですが、素敵です。

さて、夕方になると、涼しい風が吹き始め、お散歩するのにもとても気持ち良い空気になってきました。

次に目指すは、友人のアイスクリーム屋さんです♫
友人はアメリカ出身ですが、もう長いこと長野に住んでいる方で、昨年、アメリカはメイン州のお店の初の日本店である松本店をオープンされたのです。アメリカではトップ15に入るお店だとか。

もともとは江戸時代から女鳥羽川沿いにあった土手だったという縄手通りは、レトロな建物が並ぶ可愛い小道です。いつか浴衣で来て歩きたい雰囲気!
そのにブルーの庇が目印のアイス屋さんはありました。

Mount Desert Island Ice Cream

マウント デザート アイランド アイスクリームのコンセプトの1つが、地元の食材を使うということで、信州産の果物、お酒、蜂蜜..など色いろなものが活かされたアイスなど、とてもたくさんの種類が並んでいました!が、即決で選んだのが、信州産プルーンに黒糖をかけてオーブンで焼いたものを混ぜ込んだ、というこちらです。卵は不使用とのこと。甘さは控えめでちょうどよく、焼きプルーンの果肉がたっぷり混じった美味しさを堪能しました。桃のソルベも味見しましたが、こちらも絶品でしたよ。

松本に来たら必ず立ち寄りたい、中通りは白黒の蔵が建ち並ぶおしゃれな商店街。
松本といえば工芸品!素敵な焼き物、ガラス工芸品のお店もたくさんある様子です。
吸い込まれるように、特に素敵と感じたお店に入ってみました。

白黒の蔵が特徴の中通り

店内には日常使いできそうな、陶芸・ガラス・木工の品々が並び、とっても好きな雰囲気でした♫ 好きな場所というのは本当にエネルギーが上がるものですね。
短い時間でしたが、今の時期、デザートを盛り付けるのに探していたガラスの器と、良い形をした花瓶に使えそうな瓶をいただきました。2階もご覧になってください、となんとなく画家藤田嗣治に似たご主人に声をかけていただき、細い階段を上がった2階も拝見。

今まで日本文化というと京都だったのですが、雅な京都の文化とはまた違う、ここ信州の民芸の文化というのかしら、にとっても親しみを感じました。可愛らしく温かい感じがします。ぜひこれからもっと知りたい文化です。

袋にはお店の名前「陶片木」の印が。
2階の様子

他にも別の知人のお店を訪ねた後、向かうのは今夜のディナーのお店。
普段は予約が取れないというギャレット屋さん、モンカバ さんです。

大好きな食べ物は色々ありますが、
フランスの郷土料理やビストロ料理が大好きです☆
そば粉のギャレットは、もともとはフランス、ブルターニュ地方の郷土料理。
りんごのお酒と一緒にいただくのですが、信州はちょうどそば粉もりんごも採れる土地なので、ギャレット屋さんをするのにも良いのかもしれませんね!

Mon Kavaにて


スモーキーな紺色の落ち着いた店内で、りんごのお酒、シードルは信州とフランスの飲み比べ。冷静のバターナッツかぼちゃのスープから、2種類のギャレット、そしてデザートには小麦粉のクレープをいただきました。
女性シェフがフランス人の先生から学ばれたというギャレットは、レースのように薄く、端っこはパリパリ。トッピングの具材やチーズもこだわっていてとっても美味しかったです。
盛り付けも美しく、スタッフも親切、やはりテンションが上がりますね♫


さて、美味しいディナーを堪能した後、もうすっかり遅くなりましたが、ギリギリで温泉に。浅間温泉という温泉郷が近くにありました。

こちらもまた雰囲気満点の場所でした。
何しろ、江戸時代に松本藩の温泉別荘で、「御殿湯」と呼ばれていたそうです。偶然ですが、まさにその御殿湯だった施設のお風呂に入ることになりました。

周辺はもう真っ暗でしたが、歴史的な建物であることは感じられて、ひとりでヒノキの露天のお風呂のちょうど良い加減の湯に浸かる贅沢。なかなかできない経験だと思いました。

枇杷の湯の廊下で

・・・このような松本での1日。



とても楽しい1日でした。
わたしは何が好きか、ということ、
もしかしたら、彼のほうがわたしより分かっていたりして?
と思ったりもしました。

〇〇回目の誕生日、
この地に住むようになって初めて迎える誕生日でした。
素敵な経験をどうもありがとう♡

陶片木の夜のショーウィンドー。陶器でできたミニチュアです。