クリケットは日本であまり知られていないスポーツですが、イギリス発祥で、全植民地に広がったそう。イギリスの他インド、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどで盛んです。ルーツは古く、13世紀に羊飼いの遊びとして始まったのだとか。ざっくりですが、野球に似ています。今回彼のメルボルンへの旅の大きな目的の1つが、MCG ( Melbourn Cricket Ground )でオーストラリア対ニュージーランド戦を観戦することだったのです。以前に、全く知識のないわたしが興味を示すと、生の試合を知っている人のコメントを聞きながら観戦したら、きっと理解ができるよ。と話してくれていたのですが、そのチャンスが実現しました♫
ちなみにMCGは観客を8万人も収容できる、南半球最大のスタジアムで、開場は1854年、1956年にはメルボルンオリンピックの会場にもなり、オーストラリア国定遺産にも指定されているそうです。
さて、試合なのですが、毎日朝から夕方まで行われ、そして対戦は1週間続くのです。
丸1日なので、その間にランチタイムとティータイムがあります。選手たちが一旦退いて休憩する間、観客のわたしたちも、席を離れて売店に行ったり、グラウンドから出て外の公園で足を伸ばしたりすることができるので、意外と長くは感じませんでした!わたしは1日だけの観戦でしたが。
MCGで毎年行われる Boxing Day Test Matchというこの試合(クリケットファンにとってはクルスマス休暇に行われるお祭りみたいなものだそうです!)にニュージーランドチームが対戦相手として招かれるのが30年以上ぶりということで多くのニュージーランド人も応援に来ており、初日のスタジアムはかなり埋まって賑わっていました。けれども感心したのは、スタジアムやオーガナイズがとてもよくできていてお手洗いでも飲食でも、混雑などのストレスがあまりなく、長い試合の1日をリラックスして楽しめたことです。
彼の説明を聞きながら眺めているうちに、何となく面白みや見所がわかってきて、初のライブクリケット観戦この新鮮な体験をとても楽しむことができました!中にストロベリージャムの入った揚げたてドーナッツなどのスナックも珍しくて美味しかったです。
最終的に試合はオーストラリアの勝利に終わりましたが、彼は日々スタジアムに通って試合を堪能できた様子でした。


予約してくれていた席からバッチリよく観えました♪



今回の旅は、初めてのオーストラリアを発見することができ、彼のお姉さんに初めて会うことができて、彼女の可愛い家に滞在させてもらい、たくさんのオススメの場所に連れて行ってもらい、おすすめファッションやコスメを教えてもらい、彼女のパートナーのジョンとその家族にもお世話になり、本当に素晴らしいこといっぱいの時間でした。
彼と一緒に旅行するのは、いつもすごく楽しいのですが今回も、特別楽しかった。そして彼のことをまた一つも二つも知ることができたように思います。たくさんのギフトをもらいました。
わたしをこの旅に連れて行ってくれて、本当にありがとう!💗